DANKE MAISTER COAT(ダンケマイスターコート)

DANKE MAISTER COAT(ダンケマイスターコート)

職人への憧れ、職人への感謝、職人への敬意。
ATOZ(アトズ)の洋服は様々な職人の方の技術が集まり、形を成しています。
糸作り、生地作り、染色、縫製、加工、etc 高い技術力を持った職人の方々の力がなければ、私たちの洋服をみなさんに届けることは叶いません。
そして私たちも、デザインの細部にこだわる職人でありたいと考えています。

コートのデザインのベースになっているのは、古いフランスのアトリエコート。
隠し味として、アメリカ陸軍が捕虜や雑用係に着せていた、デニムプルオーバーの特徴的なポケットを組み合わせています。
芸術家や職人が着用していたコートに、捕虜や雑用係が着ていた服のディティールを盛り込ん だ、ATOZならではのアイテムに仕上がりました。

生地の説明　デザイナーのインスタから引用

チェックを先染めの注染で表現するとは、、。
注染（ちゅうせん）とは、布に模様をつける日本の染色技法の一つ。主に手拭に使われる。布の染めない部分に型紙で糊を付け、乾燥後に染める部分に土手を作り、その土手の内側に染料を注いで布を染める。一度に多色を使って染めることができる。染料は布の下側に抜けるため、布の芯まで染まり、裏表なく柄が鮮やかで色褪せしにくいことが特徴とされる。※wikiから引用

この生地もその注染をしております。
しかしながら！上にも書いてるように注染というのは生地の状態から染めてるのが普通です。
けどこの生地は“糸”を注染でグラデーションをつけてる先染めの生地なのです！
つまり染めた糸を先染めの要領でまた
セットして織ってる。手間かけすぎ、、。

あと使われる糸は三子糸。
三本撚りにしてることによって糸の染色のグラデーションがより出やすいのではないかと、、
1本の糸を3本撚って作ってるってことは、コスト面でもいってめちゃくちゃ上がります。三本撚りって聞いただけで
僕は胸がトキメキます。
どうやら、コストの問題で
もうやらないそうです。そりゃそうやろねと。。

とりあえず1反キープしてもらいました。
後になって、やっぱり全部引き取ろうと思ったんですけど、
もう海外のブランドに決まったようです、、、。

再現性がないって所にロマンを感じますよね。

Cotton 100%